Liquidオプション
エラーに対するLiquidの応答は、error_mode
を設定することで設定できます。オプションは、
lax
— 全てのエラーを無視するwarn
— 各エラーをコンソールに警告出力する (default)strict
— エラーメッセージを出力し、ビルドを中止する
_config.ymlのデフォルト設定は以下の通りです。
liquid:
error_mode: warn
上記の例は”warn”値を設定する場合ですが、すでにデフォルトでerror_mode: warn
が設定されています。これにより、ビルドプロセス中にエラーが出力されますが、可能な限りビルドは継続されます。
また、strict_variables
やstrict_filters
をtrue
に設定することで、割り当てられていない変数や存在しないフィルタをキャッチするようにLiquidのレンダラを設定することもできます。3.8.0
error_mode
はLiquidのパーサを設定しますが、strict_variables
とstrict_filters
オプションはLiquidのレンダラを設定し、結果として、相互に排他的です。
これらの値を_config.ymlで設定する例を示します。
liquid:
error_mode: strict
strict_variables: true
strict_filters: true
上記のように設定すると、ハプニングでビルド/サーブの発生を停止し、問題のあるエラーを出力します。これは、ビルドまたはサーブプロセスを停止して問題に対処できるようにすることで、Liquid関連の問題をキャッチしたい場合に役立ちます。