静的ファイル
静的ファイルはfront matterの無いファイルです。画像やPDFなどレンダリングしないファイルも含みます。
site.static_files
でLiquidからアクセスでき、以下のメタデータを含んでいます。
変数 | 説明 |
---|---|
|
ファイルの相対パス。 |
|
ファイルが最後に修正された`Time`。 |
|
ファイル名の文字列。 例:ファイルが |
|
ファイルのベースネーム。例:ファイルが |
|
ファイルの拡張子。例:ファイルが |
上記の表で、file
は何にでもなることに注意してください。(ループのような)処理で変数として使用するものです。グローバルなサイトやページの変数ではありません。
静的ファイルへのfront matterの追加
静的ファイルに直接front matterを追加することはできませんが、設定ファイルのデフォルトプロパティを通じてfront matterに値をセットできます。Jekyllが構築するときにセットしたfront matterを使用できます。
例えば:
_config.yml
にdefaults
として以下の値を追加します。
defaults:
- scope:
path: "assets/img"
values:
image: true
Jekyllサイトの画像(静的ファイル)が全てassets/img
にあると仮定します。すると、Jekyllがサイトを構築するとき、全ての画像ファイルにfront matterでimage: true
とされているかのように扱います。
assets/img
にある画像ファイルのリストを作りたいとします。static_files
を見るループ処理で、このfront matterを持つファイルを取得します。
{% assign image_files = site.static_files | where: "image", true %}
{% for myimage in image_files %}
{{ myimage.path }}
{% endfor %}
サイトを構築すると、このfront matterを持つファイルのパスのリストが出力されます。