Step by Step チュートリアル
1. セットアップ
Jekkylのstep-by-stepチュートリアルへようこそ。このチュートリアルの目的は、デフォルトのgemベースのテーマに頼ることなく、一から最初のJekyllサイトを構築し、フロントエンドのWeb開発の経験をすることです。
さあ、始めましょう!
インストール
JekyllはRubyプログラムですので、最初にRubyをあなたのマシーンにインストールする必要があります。インストールガイドへ向かい、OSにあわせた説明を確認してください。
Rubyをセットアップしたら、ターミナルで以下を実行し、Jekyllをインストールできます。
gem install jekyll bundler
プロジェクトの依存関係のリストのために、新しいGemfile
を作成します。
bundle init
Gemfile
を編集し、依存関係としてJekyllを追加します。
gem "jekyll"
最後にプロジェクトのためのJekyllをインストールするためにbundle
を実行します。
以上でこのチュートリアルに書かれている全てのコマンドの前にbundle exec
をつけることで、Gemfile
で定義されたjekyllのバーションを使用できます。
サイトを作る
サイトを作るときです! サイト用の新しいディレクトリを作り、好きな名前をつけましょう。このチュートリアルでは、そのディレクトリを“root”とします。
冒険がお好きなら、ここでGitリポジトリを初期化することができます。Jekyllの素晴らしいところの一つは、データベースが無いことです。全てのコンテンツとサイトの構成はGitのリポジトリでバージョン管理できるファイルです。リポジトリを使用するのは完全にオプションですが、習得するのは良い習慣です。Gitの使用については、Git Handbookを読むことで学べます。
最初のファイルを作成しましょう。rootに以下の内容のindex.html
を作成します。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Home</title>
</head>
<body>
<h1>Hello World!</h1>
</body>
</html>
ビルド
Jekyllは静的サイトのジェネレータですので、サイトを見る前にJekyllで構築する必要があります。
構築するためにrootで実行できるコマンドは2つあります。
jekyll build
- サイトを構築し、_site
ディレクトリに出力します。jekyll serve
- 上記と同じことをし、変更を加える度に再構築を行います。あわせてhttp://localhost:4000
でローカルサーバを走らせます。
サイトを開発しているときは、変更を更新するためにjekyll serve
を使用するとよいでしょう。
jekyll serve
を実行し、ブラウザでhttp://localhost:4000を見てみましょう。”Hello World!”と表示されるはずです。
さて、あなたはこれが何だというのかと、考えているでしょうか? JekyllはただHTMLファイルをある場所から別の場所へコピーしただけです。もう少し我慢してください。まだまだ学ぶことがあります。